バイオリニストのダニー・クー
自分らしい美しさで世の中にインスピレーションを与えている人々に出会う「ニュービューティーアイコン」。その最初のアイコンはバイオリニストのダニー・クーです。彼は、クラシックやポピュラー音楽、公演、バラエティー番組をまたいで独自の音楽や魅力を築いています。人生における前向きで自信たっぷりのエネルギーにより新鮮なインパクトを与えているダニー・クーのニュービューティーストーリーを始めます。

一番目の「ニュービューティーアイコン」になりました。ご感想を聞かせてください。
こんにちは、バイオリニストのダニー・クーです。色んな公演で観客に会っていますが、『私は一人で暮らす』に出演してからは、ちょっと有名になったみたいです。アモーレパシフィックの「ニュービューティーアイコン」に選ばれるようになってとても光栄です。僕が思っているニュービューティー、自分らしい美しさがうまく伝われたらいいですね。これからも続けて良いお付き合いでいられたらと思います。
『私は一人で暮らす』への出演が話題になりましたね。その反応は予想しましたか?
実は、そんなに多くの方々が僕に興味を見せてくださるとはとても思いませんでした。僕は本当につまらない生活を送っている人間ですからね。僕の日常はいつも一定に繰り返されるので、マネージャーたちと僕は撮影の前に、それでつまらなく見えるかもしれないと心配していたんです。実際にも僕はいつも同じルーチンで、極めて平凡な日常を送っています。練習は当たり前のことだし、運動も毎日守るべき自分との約束だからやることだし、ファッションにもあまり興味がないので、特別なイベントがない限り、気の向くまま着ています。なのに、そんな様子をそのまま好きになってくださいました。不思議だなーと思います。ただルーチンを守りながら一生懸命生きていく姿を気に入ってくださるようです。とても感謝しています。
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日常の生活を「ひとえにバイオリンのためのルーチン」にしたのがとても印象的でした。
ふだん、良い習慣を身につけるよう努力する方です。自分との約束をきちんと守り、それが蓄積されて準備が整ったという感じになってから自信が持てるんです。僕は、音楽家になろうと決めたのが遅かったので、他の人に比べて足りない部分を満たすためにより多くの努力が必要でした。会社員は普通9時から6時まで働きますよね。だから、僕が一日中に練習をするのも当たり前のことだと思います。僕は、ミュージシャンといいながらやる気が出た時にだけ練習し、コーヒーを前に何時間も座っていることがとても嫌いです。芸術家だと勝手にしていいわけではないですね。運動は、身体を鍛えるためにずっと前からやっていました。アメリカに住んだ時は飛行機に乗ることも多かったし、忙しかったので、ある日は朝に、ある日は夜にやりましたが、そしたらだんだん宿題みたいに感じられてストレスになってしまったんです。それで、毎日同じ時刻にするように決めました。そしたら、自然に日常の習慣になりましたね。僕は、やるべきことを一生懸命やる人が、遊ぶ時もよく遊ぶと信じています。
自分の性格についてどう思っていますか?自分ならではの生活原則はありますか?
『私は一人で暮らす』に出てくる自分を見て、せっかちな性格だと初めて知りました。ふだんは全然そう思っていなかったんです。しかし、そのペースが、僕には自然なんですね。演奏を練習することは、とても遅い過程です。なかなか解決できない難しい問題を解いていく作業というか。それで、それ以外の活動においては急いで動く方です。また、ためらったり、躊躇したりするのが好きじゃありません。誰かのことを思い出したらすぐ電話するし、知りたいことがあったら直ちに挑戦するし、機会を見つけたら悩まず試したりします。やりたいことがたくさんあって、僕はまだまだ足りないです。それで、今すこし仕事がうまくいくといって気が緩んだりしません。そうならないために、もっと急いでいるかもしれません。みんなにはとても焦っているように見えるかもしれないが、僕は自分のペースで生きていくのが正しいと思います。

クラシック音楽家としては、型破りの行動を見せているんですね。
クラシック音楽界を考えると、先入観があるようです。なんていうか、ちょっと重くてシリアスなイメージが大衆と距離がある。そのため、近づきにくい雰囲気を作り上げていると思います。音楽は真剣である必要はありますが、人までそうなる必要はないと思います。『私は一人で暮らす』への出演を依頼した作家さんによるとクラシック音楽家の出演は僕が初めてだそうです。『ラジオスター』の出演もスミ・ジョーさん以来10年ぶりだと聞いて、クラシック音楽界と一般大衆との距離が相当であることを感じました。僕は、初めからいつもクラシック音楽と大衆との架け橋になりたかったんです。また、ある瞬間からは、最高になるより唯一の人になるという態度で生きています。それは、比較する相手がないので僕の努力と熱情でいくらでもできることですね。『私は一人で暮らす』をはじめとするバラエティー番組への出演も、ポピュラー音楽との多様なコラボレーションも同じ意味の活動です。僕は、興味のあることも多いし、挑戦にためらう性格もないので、自分ならではの道を歩むような挑戦を続けようと思っています。
最近興味を持っていることは何ですか?これから挑戦したいことは?
まず音楽的には、より多い歌手、より多様なミュージシャンとのコラボレーションをやってみたいです。それで、9月に開かれる「クレディアパークコンサート」に期待しています。コリアクープオーケストラの5年ぶりの演奏というのも期待できるし、野外でオーケストラとの協演はそれ自体でとても魅力的です。個人的には、ボクシングを始めてから6ヶ月になりましたが、とても面白くて一生懸命です。そして最近最も楽しいのは、本になれるかはわからないけど、とにかく文章を書いていることです。僕は、今、跳躍の時期、その境界に立っているようです。たくさんの思考が浮かびあがるので、これらの思考を集めたらと思い、時間があれば文章に書き留めています。焦らない気持ちで作業を行い、その過程によって自分を振り返る時間がとてもいいです。

辛い時期もあったはずですが、それはどうやって克服しましたか?
コロナ禍の時、韓国に引っ越したばかりの頃が最も辛い時期でした。公演もなく、行くところもなく、知り合いも少なかったので依り所がありませんでした。しかし振り返ると、その時が人生の軸を再確立した大事な時間だったようです。周りには、落胆する人も多かったが、僕は今こそ自分を振り返り、整える時期だと思いました。音楽をどのように広げていくのか、今足りないものは何なのか、自分を客観的に振り返り、短所を見つけ、長所を育てていくようにしました。幼い時、父はいつも「人は5年、10年の計画を必ず持っているべきだ。」と言いました。知らないうちに心に残った父の言葉が危機の時間を準備の期間に変えられる力になったかも知れません。
自分のどんな魅力がニュービューティー、自分らしい美しさだと思いますか。
誤解するかもしれませんが、僕は自分を新しい人物だと思っています。クラシック音楽家のアイデンティティを守りながら、他のジャンルにも自由に駆け回り、気兼ねなく大衆に近づいたりします。人は誰でもそれぞれの魅力を持っていますが、僕を自分で評価すると、新鮮で新しい感じ、他人と比較できない個性を持っていると思います。そのような僕の個性を多くの方々がニュービューティー、自分らしい美しさとして見てくださるんじゃないかなと思っています。考えてみると、僕は僕そのままなのに、ある瞬間照明を浴びるようになりました。なので、ニュービューティーとは、新しい何かじゃなく、もともと存在していたものを発見することじゃないかとも思われますね。その意味では、ニュービューティーとはもともと備えていた、「準備された美しさ」ではないかと思います。

ダニー・クーさんが最も美しい瞬間はいつですか?
当然、演奏する時でしょう。僕は、舞台の上にいる時、一番楽しくて輝いています。特に、多彩な舞台に立つことのできる人は、僕が唯一だと思います。このエピソードをぜひ聞かせたいですね。一昨年12月の1週間の間に、本当に不思議な経験をしました。僕のクラシック公演、異なるジャンルのスミ・ジョーさんとg.o.dのメンバーとの公演を続けて行いました。たった一週間の間にバイオリニストとしてのクラシック独奏から尊敬するスミ・ジョーさんとの協演、幼い頃のファンだった歌手とのコラボレーションまでやり上げたんです。すごいでしょう。
最後に、ダニー・クーさんが思っているニュービューティーとは何ですか。ニュービューティーをどのように定義したいですか?
習慣はその人を表します。他人に見せるために習慣を装うことはできません。なぜなら、習慣からその人の姿や実力が出るからです。真面目に生きた時間の積み重ねが今の「自分」なのです。ニュービューティー、自分らしい美しさも同じだと思います。見せかけるものではなく、自然なプライドからその人の魅力は浮かんでくるのです。ただ、自然なプライドはおのずと出来上がるものではなく、その人が持っている真心と今までやってきた努力が必要です。ニュービューティーを定義すると、日常の美しさではないかと思います。実は、僕、自分が美しいなんて一度も思ったことありません。なのに、多くの方が僕を好きになってくださり、このようにニュービューティーアイコンとして話をする機会を持つようになったのは、僕がルーチンに従って真面目に日常を過ごし、最善を尽くしているからだと思います。

「ニュービューティーアイコン」では、世の中にインスピレーションを与える人々に出会い、それぞれの人生から見つけ出した「自分らしい美しさ」について聞きます。
コンテンツ制作:カヤメディア
企画総括:アモーレパシフィックコミュニケーションチーム
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