シンガーソングライターデュオ、屋上月光(OKDAL)のニュービューティーに出会う - AMOREPACIFIC STORIES
#NEW BEAUTY ICON
2026.07.14
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シンガーソングライターデュオ、屋上月光(OKDAL)のニュービューティーに出会う

ウィットに富んで朗らかに、互いの美しさに気づいてあげること

自分らしい美しさで世の中にインスピレーションを与える人々に出会う「ニュービューティーアイコン」。今回の主人公は、シンガーソングライターデュオ、屋上月光の2人のミュージシャン、キム・ユンジュさんとパク・セジンさんです。屋上月光の音楽は、お日さまの下でよく乾いた布団のようで、ときには爽やかに、ときにはふんわりと温かな癒やしを届けてくれます。数えきれないほどの季節と時代を経て、私たちを笑わせ、泣かせてきた2人のミュージシャン、キム・ユンジュさんとパク・セジンさんが語る「自分らしさ」とは何でしょうか。できることならインタビュー現場をそのまま切り取ってお届けしたいほど、終始笑いが絶えなかった、屋上月光とのニュービューティーのお話を始めます。

 

 

 

 

昨年発表したデジタルシングル「エッセイ」は、「人生を一冊の本にするとしたら、自分はどんな一文から始めるだろう?」という問いから生まれた曲ですよね。最近の屋上月光の時間は、どんな一文から始まっていますか。

ユンジュ 個人的には、私が代表を務めている「ワウサンレコード」をもう少ししっかりとしたものにしていきたいという思いがあって、最近は会社のことをよく考えています。屋上月光としては、まだ具体的な計画が決まったわけではないんですが、下半期に少し落ち着いた音楽を発表してみようかと思って、制作について話し合っているところです。

セジン ユンジュが「ワウサンレコード」の代表をしているので、悩みも多いんですよ。

ユンジュ 私だけじゃなく、ヨジョ、カン・アソル、チャン・ドゥルレ、ルカマイナー、サンダーリリー、そしてセジンまで、会社のメンバーみんなが同じ気持ちだと思います。私たちみんなが、もっと楽しくなきゃいけないから。

セジン 質問に戻って答えるとすれば、「コンマを打った」という感じでしょうか。上半期はこれといった足跡を残したわけではありませんが、これからやってみたいことを準備しながら、コンマを打つような、ひと息つく時間でした。

 

 

「ワウサンレコード」に所属するミュージシャンは、みなさん屋上月光と同じ空気感を持った方々ですよね。所属アーティストというより、連帯する仲間のような感じがします。「ワウサンレコード」を始めてから、変わったことはありますか。

ユンジュ 会社を運営するようになって、ものの見方がずいぶん変わりました。ミュージシャンだけをしていた頃は、人生の楽しさや音楽のインスピレーションを得るために悩んでいたとすれば、今は悩みがもう少し広がりましたね。いい意味で。人の話を聞いて、深く見つめて、学びもするし、必要なら少し叱ったりもして。(笑)音楽も大事ですが、音楽をどうすればもっと人々に届けられるか、そういう部分まで考えるようになったんです。人生でとてもいい勉強をさせてもらっていると思います。

セジン 私たちはデビューしてから14年間ずっと同じ会社にいたんですが、ユンジュが「ワウサンレコード」を設立したのをきっかけに移籍したんです。実は最初は、私たち2人だけだろうと思っていました。でも仲間のアーティストたちが入ってきて、彼らと話をしたり、一緒に制作したり、コンサートを開いたりするうちに、世の中にはいい人が本当にたくさんいるんだなと改めて気づかされました。2人だけ残された老夫婦みたいだったのが、今は家族が増えてにぎやかになったので、寂しくなくて本当にうれしいです。仲間たちに感謝しています。

 

 

 

 

老夫婦だなんて。(笑)それだけ長い時間を一緒に過ごしてきたということですよね。いちばんの親友といちばん好きな仕事をしているお2人を、うらやましく思う人がたくさんいます。今でもお互いに新たに発見することはありますか?お互いの美しさについて聞かせてください。

セジン ユンジュは、きれいなうえに面白くもある最高の友達です。私が知っている人の中で、いちばん面白い人なんです。人を笑わせるって、美しいことじゃないですか。

ユンジュ 私は今日の撮影で、セジンの美しさを発見しました。いつもボブヘアだったんですけど、今日のスタイリングが本当によく似合っていますね。ちょっと惚れちゃいました。セジンはとにかく鼻がきれいだから、横顔を撮ったカットもすてきなんです。

セジン 無駄に大きいと思っていたけど、褒めてくれてありがとう。ユンジュのことをもう一つ褒めるなら、あの透明感のあるブルベ肌が本当にきれいなんです。ユンジュはラベンダーカラーのチークも似合いますから。誰にでも似合う色じゃないですよね。

ユンジュ ありがとうございます。(笑)私ももう一つ言わせてください。セジンは「この人は自分にとって大切な人だ」と思ったら、本当に『おおきな木』のように惜しみなく与えるタイプなんです。最近は、もう少し多くの人に心を開く余裕も出てきて、そういうところがとても美しく見えます。

 

 

そんな美しいお2人がニュービューティーアイコンに選ばれましたが、知らせを聞いてどう思いましたか。

ユンジュ 「自分らしい美しさ」というキーワードで、屋上月光を思い浮かべてくださったなんて、なんだか誇らしくて幸せな気持ちです。

 

 

 

 

屋上月光の「お疲れさま、今日も」は、国民的な癒やしソングですよね。聴く人の心を動かす歌詞をたくさん書かれていますが、音楽制作のインスピレーションはどこから得ているんですか。

ユンジュ 最近は、自分自身からです。自分のことを話しています。20代の頃は自分のことを書いていて、30代になって世の中を知るようになってからは、世の中のことを少し書きました。そして40代になったら、世の中のことを語るには時代の変化が速すぎて。また自分に戻ってきたんです。自分のことを書いていると、少し暗くなっていく感じがするんですけど、セジンがそのままでいいよと勇気をくれたおかげで、最初にお話ししたように、下半期に少し落ち着いた音楽を発表しようと計画しています。セジンは、それでも温かい歌詞が多いですね。

セジン 何と言えばいいのかな。できるだけ世界をいい方向から見ようとしている気がします。ドラマや映画、音楽、本、友達との出会いや会話などで心に刺さるものがあれば、メモしてふくらませていくタイプです。以前は、あえていいものを集めようという気持ちで世の中を体験していたとすれば、今はただ自然に自分の心に響いたものをつかまえようとしています。

 

 

お2人は癒やしのアイコンでもあり、とても明るいので、つらいことなんてなさそうに見えますが。ユンジュさんはしばらく家から出られないほど、つらい時期を過ごされたそうですね。癒やされたいとき、屋上月光が聴く音楽は何でしょうか?

ユンジュ 本当に心がつらいときは、音楽も聴けなかったんです。そういうときは演奏曲が心を楽にしてくれるんですが、最近はパオロ・フレス・トリオ(Paolo Fresu Trio)のジャズが好きです。ぜひ聴いてみてください。私は管楽器が好きなんですけど、パオロ・フレスさんは、易しい音楽でも難しい音楽でも何でも本当に上手で、演奏が本当にすばらしいんです。

セジン 私も演奏曲なんですが、Netflixドラマ『舞妓さんちのまかないさん』のサウンドトラックに収録されている、作曲家・菅野よう子さんの「Momoko 百子の恋」です。最近、私の心に安らぎをもたらしてくれる曲なんです。心が浄化されるというか。聴いた瞬間に穏やかな気持ちになれるので、ぜひ一度聴いてみてください。

ユンジュ 歌詞のある曲の中では、ユン・サン先輩の「タルリギ(走ること)」が好きです。「間違いなく終わりはある」と歌っているじゃないですか。つらいことは必ず過ぎ去るんですよね。「タルリギ」の話をしたら、ルシッド・フォール先輩の「歩いていこう」も思い出しました。走りたくない人は歩いてもいいんですから。(笑)「自分を連れていこう」という歌詞があるんですが、歩くとしても、自分をちゃんと連れていけばいいんだと思います。「タルリギ」は屋上月光のバージョンもあるんですけど、知らない方はいませんよね?

セジン 私たちの曲の中では、「誰も大丈夫じゃない夜」もおすすめしたいです。少し沈んだ曲のように感じられるかもしれませんが、聴き終わると心が静かになるんです。それから、始めることが難しくて悩んでいる方には「始められる人」をおすすめします。たくさん音楽を聴いて、元気を出してくださいね。

 

 

 

 

それぞれ、ご自身の「自分らしい美しさ」とは、どんなものですか。

ユンジュ 自分らしい美しさについて考えるようになったのは、本当につい最近のことだと思います。実は私は、人が集まっているのが大好きなんですけど、自分が人の役に立っているという実感をあまり持てなかったんです。たとえば、公演の打ち上げを開いて、みんなが幸せそうにしていたら、静かに家に帰るんです。そうしながら、なんとなく寂しくなったりしていました。

セジン 不思議と必ずそうなんですよ。誰も帰れなんて言っていないのに、急にいなくなるんです。

ユンジュ そうしているうちに、私は誰かに必要とされて初めて、自分が役に立っていると思える人間なんだと理解しました。それで自分という人間のいろいろな面と向き合って、ようやく自分だけの美しさ、自分らしさについて考えるようになったんだと思います。気づいてからまだ日は浅いですが、自分らしい美しさを挙げるとすれば、明るさ?ウィット?(笑)だから私の美しさは、人と一緒にいるときに表れるんです。

セジン 私もユンジュと似ているんですが、朗らかさが私の美しいところだと思います。少し付け加えるなら、場の空気を明るく切り替える力、朗らかさ、リフレッシュ、こういうものが自分らしさなのかなと思います。

ユンジュ そうそう。リフレッシュ。どんよりしていた空気も、セジンの突拍子もない一言でパッと明るくなるんです。

 

 

 

 

お2人の自分らしさは似ていますね。朗らかさとウィット。

ユンジュ 似た者同士が出会ったんです。数日前に済州島で撮影をしたんですけど、ほかの人たちはみんな真剣なのに、私たち2人だけ笑い転げて大騒ぎでした。長年お笑いの息を合わせてきた老夫婦みたいに、同じことで笑うんです。

セジン MBTIも違うし、性格も違うほうなんですが、お互いを尊重し、気遣いながら過ごすうちに、だんだん合ってきたんだと思います。

ユンジュ 共通点が増えてきているんですね。

 

 

「自分らしい美しさ」というキーワードそのものについても、お話を伺いたいです。

ユンジュ 自分らしい美しさは、本当に大切ですよね。流行や他人の目に振り回されないでほしいと思います。それぞれ、ほかの人と比べて自信のない部分があるかもしれませんが、自分に自信を持てば、それだけですてきに見えるんです。そして自信は、自分一人で高めようとしてもうまくいくものではなく、周りの人の力も必要だと思います。お互いを認め合って、「すてきだね」と褒め合えば、なかった自信も生まれてくるはずです。

セジン 私は「ニュービューティー」「自分らしい美しさ」という言葉そのものが大好きです。実は、自分のことをよくわかっていない人って本当に多いじゃないですか。周りを気にしているうちに、自分が本当に好きなものや嫌いなものもよくわからなくなってしまったりして。そういう人たちに道を示してくれるスローガンだと思います。私も聞いて、自分らしさについてもう一度考えてみるきっかけになりました。

ユンジュ 星5つですか?

セジン 10点満点で10点です。読者の皆さんも、自分らしい美しさとは何だろうと、自分自身に問いかけてみてほしいです。あるいは、親しい友達に一度聞いてみるのもいいですね。

 

 

これからお2人が身につけたい美しさはありますか。

セジン 勤勉さから生まれる美しさを手に入れたいです。これまで、あまりにも寝転がってばかりで生きてきたので。(笑)

ユンジュ 自分が言ったことを守る、美しい人になりたいです。ついさっきも、パーソナルトレーナーとの約束を破っちゃったんですよ。自分がした約束をきちんと守れる大人になれたら、もう少し美しくなれる気がします。

 

 

自分らしい美しさを見つけようと努力している方々に、メッセージをお願いします。

セジン 自分らしい美しさについて探求し続けて、あきらめずに、その過程そのものを楽しんでみてください。自分らしい美しさを見つける旅を、屋上月光が応援しています。

ユンジュ 比べないでほしいです。私もつい人と比べて、自分の長所を見失ってしまうことがあるんですが、人の長所ばかり探して、自分の長所を見失わないように、自分に集中しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ニュービューティーアイコン」では、世の中にインスピレーションを与える人々に出会い、それぞれの人生から見つけ出した「自分らしい美しさ」について聞きます。

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