新しくなったステージで出会うミジャンセン - AMOREPACIFIC STORIES
#Creative Story
2025.11.12
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新しくなったステージで出会うミジャンセン

mise en scène BIリニューアルと、パーフェクトセラムのデザインアップデート

 

コラムニスト

Sungyub Lee Brand Creative 3 Team

ミジャンセンは2000年、ヘアカラーリングブランドとして誕生し、ヘアケアとスタイリング全般を手がけるトータルヘアケアブランドへと成長しました。長年にわたり、数多くのスタイリングの瞬間を積み重ねながら、「ヘアスタイリングとは、自己演出そのもの」というブランド哲学を守り続けてきました。今回のBIリニューアルは、「ミジャンセン」という名称が明確に読み取られるよう、ワードマークを新たに設計することから始まりました。これは、デジタル環境やグローバル市場においても、いっそう鮮明にコミュニケーションできる構造を築いていこうとする試みでした。
ブランド固有の哲学とアイデンティティはそのままに、新しいワードマークを中心にブランドの「顔」を見直すことで、より多くのお客さまに、より明確に届けたいという思いを込めました。新たに設計されたミジャンセンのBIと、その初めての適用例であるパーフェクトセラムラインのデザインをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミジャンセンのニューワードマーク

 

オフライン中心だった環境が、デジタルとグローバルなコミュニケーション中心へと変わっていくにつれ、ブランド名やロゴが多様な接点で明確に伝えられる、新しいアプローチが必要となりました。そこで、ミジャンセンはブランド名に込められた固有の感性や意味はそのまま保ちつつも、変化した環境に柔軟に対応できるよう、視覚的な体系をあらためて考え直すこととなりました。特に多様な言語圏のお客さまや、モバイル中心の接点でも、ブランド名がより明確に、自然に伝わるように、ワードマークを中心に視覚言語を整えて、どのような環境でもブランドの識別性を保てるようにしました。その結果、ブランドの方向性やメッセージを、より直感的に伝えられるBIシステムが完成しました。

 

 

 

 

シネマティックなアイデンティティ

 

ミジャンセンという名前は、フランス語の「mise-en-scène」、映画の中でシーンを演出するという意味から来ています。「スタイリングとは、自己演出そのもの」というミジャンセンのメッセージをBIに込めて伝えるために、ブランド名は一つのシーンのように構成されたシネマティックな構造として、新しい視点で捉え直されました。「MISE」「en」「SCÈNE」の三つの単語は、それぞれ異なる太さ、大きさ、書体スタイルで構成され、視線に沿って自然に読めるよう設計されました。中央に位置する「en」は、髪の流れを想わせる曲線で表現され、ヘアブランド固有のしなやかさとリズム感を視覚的に打ち出しています。こうした非対称的な構成は、視線を最後の単語である「SCÈNE」へと自然に導き、直感的にブランド名を「scene」という英単語へと結びつけます。結果的に、「mise-en-scène」というブランド名は、単なるテキストを超えて、ブランドの哲学や世界観を宿した一つのシーンのように認識されるように機能します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンボルデザイン — 既存資産の現代的な継承

 

ミジャンセンのブラック・スクエア・ロゴは、長くブランドを象徴してきた視覚的な資産であり、実店舗において強い視認性と結集力を発揮してきた、中心的な要素でした。今回のBIリニューアルでは、コミュニケーションに有利なワードマーク中心の体系へと切り替えつつも、これまでのロゴを通じて築かれてきたブランド認知のつながりを保つことが重要でした。その結果、誕生した新しいシンボルは、これまでの感性や認知度を尊重しながら、ブランドのアイデンティティやメッセージを、よりしなやかな構造へとつなぐ視覚的な交差点として役割を果たしています。

 

 

 

 

 

 

新しく設計されたシンボルは、ワードマークの視覚構造を凝縮させ、ブランドメッセージの核心である「SCÈNE」を中央に配置しています。これによってブランドのナラティブとアイデンティティが、シンボル一つだけでも直感的に伝わるようになり、ワードマークと併用したり、接点に応じて単独で使用したりしても、一貫した印象を保てるように構成されています。

 

 

 

 

ミジャンセンの新たなブランドコンセプト

 

ミジャンセンは「スタイリングとは、自己演出そのもの」というブランド哲学を長く守り続け、自分だけのスタイルを通して日常を演出するお客さまの瞬間に、寄り添ってきました。この哲学を、より直感的で一貫したメッセージとして伝えるために、今回のBIリニューアルでは、ブランドコンセプトを「ON STAGE STYLE」へと磨き上げました。スタイリングを通じて特別な舞台を演出していたブランドのステージは、これから人生のあらゆるステージへと広がっていきます。

 

 

 

 

 

 

最初の適用事例 — パーフェクトセラム

 

新しいBIシステムが初めて適用された対象は、ミジャンセンを代表するステディセラー、パーフェクトセラムです。ヘアセラムを中心に、ウォッシュオフ、リーブオンタイプのクレンザーや養毛剤など、全75種の商品群で構成されたこのラインは、3mlのサンプルパウチから990mlの大容量まで、さまざまな容器や金型構造を網羅しています。多様な商品群と形態である分、ブランドの一貫性を保ちつつも、従来のお客さまに違和感なく感じていただくこと、そしてパーフェクトセラムというサブブランドの中でも、ミジャンセンというマスターブランドの存在感を明確に伝えることが、今回のプロジェクトの核心的な課題でした。特にグローバル市場において「パーフェクトセラム」という単一商品ではなく、「ミジャンセンブランド」全体として認識されるよう、ブランド構造を再整備していく過程は、BI適用の本質的な目的であり、今後のブランド拡張のための重要な土台となりました。

 

 

 

 

パーフェクトセラムのラインナップ全体には、一貫したブランドルックを築くために、ラインナップ全般を貫くデザイン原則が適用されました。とくに、既存の「perfect serum」のタイポグラフィと、新しいワードマークの比率を調整することで、二つの要素が一つの視覚的な流れとして読めるよう設計し、パーフェクトセラム独自のロックアップBIとして提案しました。15mlサンプルから990mlのポンプ式大容量まで、同じ比例体系を適用することで、ラインナップ全体で一貫した視覚的なバランスを実現しました。また、ウォッシュオフ・トリートメント商品群のパッケージカラーを、従来の白からパールオレンジへと変更することで、パーフェクトセラムを代表するヘアセラムとの視覚的なつながりを強化しました。

 

 

 

 

 

 

 

情報構造とグローバル適用

商品の前面の情報配列は、次の共通ロジックに従います:
[商品タイプ]–[商品ライン]–[容量]–[シンボル]
この構造は、消費者が商品の機能を素早く把握できるようにし、また、ブランド要素が過度に強調されないようにして、バランスのとれた印象を与えます。
グローバル市場への対応を考えて、国内外すべての包装材を一つのレイアウトへと統合し、各国の法的表記基準を反映することで、さまざまな国での適用を見据えた汎用性を確保しました。

 

 

 

 

 

おわりに — 新たなシーンのはじまり

 

パーフェクトセラムのデザインアップデートは、mise en scène BIリニューアルの最初の実現であり、ブランド哲学を視覚的に具現化した出発点です。ブランド名に込められた「シーン演出」の意味を具体化したワードマーク、長きにわたる資産を現代的に継承したシンボル、そして「ON STAGE STYLE」というコンセプトは、慣れ親しんだものの中で新しいミジャンセンに出会う方法であり、これから続いていくブランドの歩みを示しています。ミジャンセンがこれからも、より多くのお客さまの日常の中のシーンを、スタイリングで完成していく——その道のりを、ともに歩んでいけることを願っています。

 

 

 

 

Creators
BI Design

Minhee Kang Brand Creative 3 Team Hyewon Koo Brand Creative 3 Team Soyoung Kim Sulwhasoo BD Team Inwoo Baek Brand Creative 3 Team Sungyub lee Brand Creative 3 Team Eunhye Choi Brand Creative 3 Team
Product Design
Minhee Kang Brand Creative 3 Team Sungyub lee Brand Creative 3 Team

 

 

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