島を巡る人々、「ソムズアップ」が拾う自然の明日 - AMOREPACIFIC STORIES
#FANTASTIC CREW
2026.09.16
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島を巡る人々、「ソムズアップ」が拾う自然の明日

ファンタスティッククルー・シーズン2 <ソムズアップ>

Less Plastic, We Are Fantastic
ファンタスティッククルーは、プラスチックの使用を減らし、きちんと回収することにより、捨てずに長く使う文化をつくっていくアモーレパシフィックのプラスチック削減キャンペーンです。シーズン1では、都市で楽しむ様々な趣味活動とプラスチック削減の取り組みを結びつけ、誰もが日々の生活の中で続けられる環境習慣を提案しました。シーズン2では、そうした取り組みの場を自然の中へと移します。
「FANTASTIC CREW in NATURE」をコンセプトに6組のアクションクルーが海や山、街中など全国の至るところでプラスチックを自ら回収します。各クルーの軌跡とストーリーを通してプラスチック削減の取り組みを広く知っていただこうと思います。今回はその第1弾となるストーリーをお届けします。

 

 

 

 

島と海を駆け巡る「ソムズアップ」についてご紹介ください。
ソムズアップ(SEOMSUP)は、市民とともに島と海を巡って海洋ごみを回収し、現場を記録・調査する島プロギング非営利環境団体です。2016年にスタートして現在は、非営利社団法人として全国の有人島や無人島で定期的な活動を行っています。ソムズアップは、単にごみを回収することにとどまらず、地域別に流れ込むプラスチックや発泡スチロール、廃漁具、ロープ、他国から流れてきた海洋ごみなどを記録し、同じ地域を複数回訪れて海洋環境の変化を観察しています。市民や地域住民、公共機関、企業など、様々な主体とともに島を訪れ、現場を記録し、再び足を運ぶ。そうした積み重ねを通して、持続可能な変化を生み出すことがソムズアップの目標です。

 

 

 

 

Q1. プラスチック削減活動にいつ頃から関心を持つようになったのですか。
ソムズアップが長い間、島で活動する中で最も頻繁に目にしたものの一つがプラスチックでした。遠くから眺めたときはきれいで美しい島と海辺のように見えますが、実際に海岸に行ってみると、発泡スチロール製の浮きやペットボトル、様々なプラスチック片、漁業で使われた廃漁具や生活由来のプラスチックなどが、至るところに散乱していることが多くあります。

海洋ごみは、その場所で捨てられたということだけでは説明がつきません。風や潮の流れに乗って遠くから流れ着くこともあれば、長い間、日差しや波にさらされることで、小さな破片に砕けてしまうこともあります。現場でプラスチックを回収してみると、これが単純な美観上の問題ではなく、海洋生態系全体につながる問題なのだと実感します。すでに、海に流れ着いたプラスチックを回収することも必要ですが、最終的には不要なプラスチックの使用と排出を減らし、海に流れて行く量そのものを減らす必要があります。ソムズアップにとってプラスチックの削減とは、現場で繰り返し目にしてきた海洋ごみ問題の原因を、流れ着く前の段階から捉えようとする取り組みです。

 

 

Q2. アモーレパシフィックとともに取り組むファンタスティッククルーへの参加を決めた理由を教えてください。
何よりもアモーレパシフィックの「Less Plastic, We Are Fantastic」というメッセージとソムズアップが現場で行ってきた活動が自然につながりうると思いました。ソムズアップは、以前から毎月第三週に市民とともに島に入って海洋ごみを自ら回収し、調査してきました。協業のために新たなイベントを企画するのではなく、長年続けてきた活動を通じてプラスチックの問題をより多くの人と話せるという点が素晴らしい機会に感じられました。企業の環境メッセージと市民団体の現場での経験が組み合わさることで参加者が自らの目で課題を確かめて行動する体験につなげることができると判断し、ファンタスティッククルー・シーズン2に参加することになりました。

 

 

 

 

Q3. ファンタスティッククルーとして活動する中で、最も記憶に残った瞬間があれば教えてください。
「ファンタスティッククルー」としては、最初の活動だったソムズアップの76回目の定期活動では、比較的安定した環境で現場を見回り、海洋ごみをきれいにすることができました。特に、ソムズアップの活動に10回以上参加した定期参加者と新しい参加者が一緒に動く姿が印象的でした。長く活動を続けてきた人たちが自然に新しい参加者をサポートし、現場の在り方を伝える姿を見ながら、持続的な活動の先に残るのは、結局「人」であることを改めて感じました。

それに反して、その次の活動は非常に厳しい気象状況の中で実施されました。2チームに分かれて無人島の美化活動を計画したものの、現地の風と波の影響で困難が多くありました。Aチームは現場の状況を確認しながら、計画していた島でできる範囲の活動を行い、Bチームは無理に上陸を試みるより、天候の悪化を避けて近隣の有人島へ移動し、海岸の美化活動を行いました。計画通りにできなかったという残念な気持ちよりも、すべての参加者が安全に戻って来たという安堵感が大きく残りました。素晴らしい活動は、現場の状況を正確に判断し、必要であれば立ち止まれる活動だということを改めて確認した瞬間でした。

 

 

 

 

Q4. ファンタスティッククルーの活動によるソムズアップ内の変化もありましたか?
普段、私たちは海洋ごみを回収しては、その種類と量を確認することに集中してきました。今回の活動を通じて現場で回収するプラスチックが生産、流通、消費、廃棄という製品ライフサイクル全体とつながっているという点にも新たに注目するようになりました。同じごみでも単に「片付けないといけないもの」として見るのと「なぜ、ここまで流れ着いたのか」を考えながら見るのとでは、大きな差があります。現場で多くの人たちと一緒に様々な視点でプラスチックの問題について話すことができたのが、ファンタスティッククルーのもたらした大きな変化だと言えると思います。

 

 

 

 

Q5. 日々の生活の中で実践できるプラスチック削減の方法には、どのようなものがありますか。
ソムズアップは、プラスチック削減は決して大げさな行動から始まるものではないと考えています。タンブラーやマイボトルを使い、エコバッグや繰り返し使えるバッグを活用し、ストローなどの不要な使い捨て用品は受け取らない。誰もが知っていることですが、実際に継続して実践するのは難しい、そうした行動こそ大切だと思います。品物を購入するときも過剰包装された製品は考え直し、何回か使って捨てる品物より、長く使える製品を選ぼうと努力することができます。重要なことは完璧にプラスチックを使わないことではなく、自分が減らせることから一つずつ減らし、その行動を続けていくことだと思います。

ただ、現場で活動していると、個人の努力だけで解決できないプラスチックの問題もはっきりと見えます。個人の生活習慣の変化とともに、商品の生産および包装方法、廃棄物管理の仕組み、漁業と海洋産業から発生するプラスチックの問題など、社会的な変化も同時に進められる必要があります。

 

 

Q6. 社会的な変化をもたらすためには、どのような努力が必要でしょうか。
私たちは、プラスチック削減活動が単に「使わないようにしよう」と呼びかけることから、さらに一歩先へと進化できると考えています。例えば、現場で見つかったプラスチックをペットボトルや包装材、発泡スチロール、廃漁具、ロープ、他の地域から流れ込んだと思われるごみなどに区分けして記録することです。同じ地域へ何度も足を運ぶことで、どんな種類のごみが継続的に入り込んでくるのか、季節や海流によってどのような変化があるのかも確認することができます。このようなデータが蓄積されれば、「プラスチックを減らしましょう」という呼びかけにとどまらず、「この地域にはどんな種類のプラスチックが繰り返し流れ込んでいますが、どの段階で減らせるか」という具体的な問いを投げかけることもできるでしょう。

参加者が自ら発見したごみを一つ選んで、どこでつくられて、どのように海まで来たのかを逆に追跡してみる市民参加型プログラムも意味があると思います。回収を体験だけに終わらせずに、問いかけとデータにつなげることがソムズアップの考えるプラスチック削減活動の重要な方向性です。

 

 

 

 

Q7. アモーレパシフィックとともに取り組んで、よりシナジー効果があった部分もありましたか?
アモーレパシフィックの持つ発信力とソムズアップが現場で培ってきた経験が合わさり、お互いの強みを生かすことができたと思います。アモーレパシフィックは、「Less Plastic, We Are Fantastic」というメッセージを通してプラスチック削減の必要性を伝え、ソムズアップは、島と無人島の現場で海洋ごみがどのように溜まり、どのような形態で存在しているのかをリアルに見せることができました。これにより、より多くの市民の方々にプラスチックの問題を伝えました。これからもこのような協力が続けば、企業と市民団体がつくることができる環境における変化の影響力もより大きくなる可能性があると思っています。

 

 

Q8. ファンタスティッククルーとして伝えたいことがあればお願いします。
海は私たちの目の前で常に変化していますが、その変化が常に人の目に見えるとは限りません。美化活動を終えてきれいになった海辺も時間が経ってから訪れると、また汚れている場合が多くあります。ですから、海洋ごみの問題は一度の活動だけで完全に解決することは難しいのです。誰かは継続して現場を訪れて変化を記録し、その記録を次の行動につなげなければなりません。また、環境を守るための活動であっても、決して人の安全より優先されることはありません。今後も安全を最優先に現場を訪れ、きちんと記録し、再びその島を訪れる団体となります。是非関心をお寄せいただければと思います。

 

 

Q9. 最後にアモーレパシフィックとともに取り組んだ今回のソムズアップの活動を一言で表すとしたら?
海でプラスチックの問題を目の当たりにし、変化を始めた活動、日々の生活の中では使ったプラスチックがどこに行っているのか最後まで確認することは難しいです。今回の活動は、島と海でその最後の地点を自ら目撃し、今後何を減らし、何を守る必要があるのか一緒に考えてみる時間でした。

 

 

 

 

Next Crew
FANTASTIC CREW in NATURE. 自然のためのファンタスティッククルーの活動は続きます。ソウルの森や街中、山と済州の海、そして、海水面の下まで。異なる現場で自分だけのやり方でプラスチックを減らしていく6組のクルーのそれぞれのストーリーを順番にご覧ください。次回は都市を駆け巡り健康な変化を拾う人々、 青年プロギングクラブ「スレッカー」のストーリーが 続きます。

 

 

使用量を減らし、きちんと回収して、捨てずに使うプラスチックとなるように。
これ以上、プラスチックが地球に意味なく捨てられないように。
アモーレパシフィック、そしてみんなが手を取り合えば、世界はもっと驚きに満ちたところになります。
さあ、プラスチックを減らし、美しい世界へ。LESS PLASTIC. WE ARE FANTASTIC!


アモーレパシフィックのCSR WebzineでLess Plasticキャンペーンをもっと見る (Click)

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