チェ・ガンヒのニュービューティーに出会う - AMOREPACIFIC STORIES
#NEW BEAUTY ICON
2024.09.09
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チェ・ガンヒのニュービューティーに出会う

見えないが、見つけると輝くもの

自分らしい美しさで世の中にインスピレーションを与えている人々に出会う「ニュービューティーアイコン」。今回の主人公は女優のチェ・ガンヒさんです。ドラマや映画など、ジャンルに関わらず彼女ならではの演技を見せてくれた美しい女優が、ある日同僚の家を掃除する様子でバラエティー番組に登場した時、みんなは彼女の新しい姿に拍手を送りました。自分のことは後回しにし、忙しく駆け回っていた彼女は、独り立ちに挑戦しながら自らやっていく新しい自分との出会いが楽しい限りです。少し下手だけど、新しいことに挑戦し、美しさの価値を見つけ出しているチェ・ガンヒのニュービューティーストーリーに耳を澄ませます。

 

 

 

「ニュービューティーアイコン」としてご一緒させていただきました。ご感想を聞かせてください。

「ニュービューティー」という言葉がとても気に入ってインタビューに期待しています。ずっと前、私は、あるブランドの「美しい女性」に選ばれたことがありますが、その時もとても幸せでした。美しさとは、ただ美しい外見だけで付けられる言葉ではないですから。「新しい美しさ」に招待してくださってありがとうございます。

 

今年の初め頃、バラエティー番組の『全知的おせっかい視点』に出演して同僚の家を掃除する姿が大きな反響を呼びましたが、それに対してどう思いますか?

ある時期から仕事をするのが心地悪かったです。芸能人、俳優に対する世間のフレームがありますよね。そのフレームに合わない時に生じる大衆の失望、それを受け入れる瞬間がとても寂しかったです。本当の私は誰なのか、どんな人なのかを探してみたかったんです。これ以上演技はしないと決めて会社も整理してこれからどう生きていくかについて考えました。それで、私の得意なこと、好きなことを探し始めました。ある意味では、握っていたものを全部手放したのと同じです。その時期には本当に楽しんでましたね。手放さなかったら、私は何もないものになってしまったかもしれません。高校の時デビューして以来、世話がかりの人たちがいつもそばにいましたが、その人たちがいなくなると、私は何もできない人間でした。一つ一つ自分の力でやりながら、やっと本当の大人になっていくところです。

 

 

 

 

その姿から慰めや希望をもらったという人も多いそうです。人々に良い影響を与えていることを知っていますか?

初めては全然予想しませんでした。個人的な決定だったし、私に集中するために選んだことなので、大衆の反応は予想外でした。『全知的おせっかい視点』に出る前にユーチューバーのパク・ウィさんの『ウィラクル』に出演しました。そこで、手放すまでの、そしてその以降のストーリーを淡々と語りました。その動画を見て何年間苦しんでいた不眠症が治り、ぐっすり眠れたという人もいたそうです。胸がいっぱいになるのを感じました。その時決めました。長い活動のおかげで誰かに影響を与えるほどはなったし、せっかくだから下方平準化(基準を下げて、みんなが楽になること)にしてみようと。

 

下方平準化を決心するなんて、聞いたことのない誓いですね。

私たちは、みんな同じ綱に乗ろうとしますね。人によって体力も、性格もそれぞれなのにみんな同じく高い綱に乗るんです。危ないですね。一人が下りると、誰かに安定感を与えます。下の方にもう一本、丈夫な綱を張るんです。楽にさせたかったです。私は芸能人と一緒にいると、いつも寂しかったです。場違いな気がしてね。つい最近『緑の光線』という映画を見たんですが、その主人公が自分に似ていると思いました。主人公がパートナーを探していく過程を日常の中で表現した映画です。主人公は、あるグループの中では会話が通じなくて一人ぼっちになるけど、似たような考えを持っている人に出会うと全然寂しくないんです。だから、No.1のための世の中じゃないけど、自分と価値や考えが共有できる人たちが生きていける世の中が作りたかったんです。

 

 

 

 

ユーチューブチャンネル名が『ナドチェ・ガンヒ(私もチェ・ガンヒ)』ですね。どんな意味が込まれていますか?

大した意味はありません。「誰でも、あなたも、チェ・ガンヒだ!」「チェ・ガンヒもやるんだから」。こう考えて少しでも心が楽になって欲しい。「食器洗い、チェ・ガンヒもやるんだから。」「人の家の掃除、チェ・ガンヒもやるんだから。」こう考えながらですね。俳優という職業を手放した当時、私が考えたのは、「今日一日を生きていけば良い」ということでした。死ぬほど辛いけど、他のみんなも似たような人生を送っている、たくさん知る必要はない、私の一日に対する責任は、自分で取ればいいと思いながら暮らしました。それでいいです。他の人と違って見えても構わないです。人に迷惑をかけることだけやらなければ、みんな愛らしいです。

 

ユーチューブの他に、『チェ・ガンヒの映画音楽』のDJもやっていますね。つい最近はアフリカにも行ってきたと聞きました。

私が環境に興味を持っていることを知り、『世界は今』という時事番組から出演提案がありました。韓国の温室効果ガス排出も多いが、アフリカに被害が出ているそうです。色々知りたくてその取材に同行しました。アフリカのモザンビークに行きましたが、そこの最大の被害は干ばつです。井戸の水が枯れて、食べ物が何もないです。畑も、川も枯れてしまって農業もできない状態でした。以前は船で渡っていた所を、歩いて渡れるようになっていました。一つ残った井戸を人と動物が一緒に使うんです。モザンビークは、温室効果ガスの排出量が10分の1にも満たない国です。低所得国で、温室効果ガスを排出するようなインフラもほとんどない国なのに被害はもろに受けています。不公平ですね。しかし、私は、世の中が平等であるべきだと訴えるより、不公平であることを認める方が良いと思います。それを認めて、不公平の中で愛し合うのが私の夢見る世界です。

 

 

 

 

そしたら、チェ・ガンヒさんならではの環境保護方法はありますか?

ずっと前、私が作った財布を見せてあげますね。財布の中に紙幣を入れる三つの財布がまたあります。神様のために、私のために、他人のために使うお金をそれぞれ入れるようにした財布です。最近は、紙幣をあまり使わないからこの財布を使うことは滅多になかったんですが、今回のアフリカ訪問をきっかけに良いアイデアが浮かんでもう一度使うことになりました。ネットで子ども用のおもちゃのお金(模擬紙幣)も買いました。もし今日使い捨てを使わなかったら、その節約した分の模擬紙幣を財布に入れるんです。車の代わりに歩いて移動したら、その交通費分を入れますね。このように環境保護のために何かをやった時、その分の模擬紙幣を入れておいて、定期的に精算します。面白くないと長続きしません。そして、私のための財布もあるから一度は私にご褒美もあげるんです。他人のための財布にお金が溜まったら、気候危機で苦しんでいる方のために使います。献金も同じです。やりがいが目に見えるので、より実践しやすくなりますね。

 

 

チェ・ガンヒさんが撮影した財布

 

 

考えが平凡じゃないですね。チェ・ガンヒさんが考える美しさは何ですか?

美しさには香りがあります。きれいだけでは美しくありません。私は善い心と優雅な態度が美しさだと思います。最近、美しいと思った方はユーチューブ撮影で出会った清掃のお仕事をされている方でしたが、その方の目の輝き、話し方、行動のすべてに気品があり、暖かったんです。本当に美しい方だと思いました。また、モザンビークで出会った少女です。唯一残った井戸で水を汲み上げながらカメラに向かって笑顔を見せてくれましたが、とても美しかったんです。

 

美しさを超えてチェ・ガンヒさんが思っている自分らしさ、ニュービューティーは何でしょう?

世の中は、変化し続けます。それ、ご存じですか?最近、昔のおじさんみたいに靴下をあげて履くのがはやりですって。一つ先の時代では嫌がっていたファッションですね。このように嫌悪と憧れが一世代を超えて繰り返されるんだそうです。ピアノの黒と白の鍵盤みたいに。近くにあるものより新しいものが好きなんだけど、その新しいのが結局自分の上の上の世代が好んだものですね。辞典的な意味で考えると、あるものに飽きて新しいものを追求するのがニュービューティーのように見えますが、本当のニュービューティーは目に見えないものでしょう。見えないけど、見つけ出す人がいて、お互いに気づき合ったら輝くものだと思います。ある人は今の私を見てぐっすり眠れるようになりましたが、他の人は全然異なる見方を持っているかもしれません。しかし、見ることができる人はいるはずだし、それでオッケーです。明るい昼間には星が見えませんね。暗闇の中の星みたいに輝くこと、それが自分らしい美しさではないかと思います。

 

 

 

 

最後に、自分らしい美しさを見つけ出したいニュービューティアーに一言お願いします。

自分に寛大になってください。オ・ウンヨン博士が子供を扱うように!情けない自分を嫌わないで、愛し、慰めてください。私は自分のコンプレックスを認めてから幸せになり、自由になりました。みんなもこのように新しい美しさに届くことを祈ります。

 

 

「ニュービューティーアイコン」では、世の中にインスピレーションを与える人々に出会い、それぞれの人生から見つけ出した「自分らしい美しさ」について聞きます。

コンテンツ制作:カヤメディア

企画総括:アモーレパシフィックコミュニケーションチーム

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