キム・ホヨンのニュービューティーに出会う - AMOREPACIFIC STORIES
#NEW BEAUTY ICON
2024.10.15
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キム・ホヨンのニュービューティーに出会う

削ぎ落とすほど現れるもの

キム・ホヨンさんが登場したら、それがどんなジャンルであっても、私たちは信じて見ます。疲れた日常にエネルギーを吹き込んでくれるはずという期待を一度も裏切ったことがないからです。「ミュージカル俳優」という体幹を軸にドラマ、バラエティー番組、ラジオ、ホームショッピングなど、色んなジャンルを駆け回っているキム・ホヨンさん。生活から舞台まで、自己客観化によってポジティブエネルギーを発散するキム・ホヨンさんのニュービューティーストーリーを聞いてみましょう。

 

 

 

ニュービューティーアイコンに選定されましたが、ご感想を聞かせてください。

「ニュービューティー」という言葉自体がとても気に入ります。自分らしい美しさ、まるで自分が新しい時代の代表アイコンになったようです。気持ちいいし、誇らしいし、僕の人生、捨てたもんじゃない!って思うくらい。(笑)幸せな気分です。

 

最近本当に忙しい日々を送っているようですが、近況について話してください。

今はミュージカル《キンキー・ブーツ》の最中です。また10月23日からは《光化門恋歌》が始まります。番組としては、MBCの《深夜怪談会》に新しく入りました。《深夜怪談会》の場合、視聴者が送ってくる怪談を各出演者がストーリーテラーとして話を語る番組ですが、撮影現場では再現場面を見せてくれないんです。しかし、視聴者を放送に没入させるためには、僕も場面に合わせて話を付け加える必要がありますね。それで、実際に再現場面を見ているように演技をするんです。面白いのは、会う人ごとに番組を見ていると言いながら演技についてのコメントをしてくれるんです。思ってもいなかったけど、この番組を通じてバラエティー番組での姿だけじゃなく、俳優としても確実に認識されたようで、とてもありがたく思っています。また、リニューアルされたSBSの《うわー!本当ですか?世界にこんなことがある》のMCを務めるようにもなりました。とても楽しいことになれそうで、期待しています。

 

 

 

 

ジャンルの境界を越えて挑戦していますが、結局は何をやっても俳優としての能力が際立つわけですね。

ミュージカル俳優になってから21年になりますが、このように色んなジャンルで活動できた理由は、僕がミュージカル俳優だからだと思います。ミュージカルというジャンルは僕にしっかりした土台を作ってくれました。歌、ダンス、演技などをすべて上手にしなければならない総合芸術だから、色んな方向に繋げられます。扮装をしたり、消したりする過程はホームショッピングのビューティーカテゴリーで役立つし、舞台で様々な服を着ていた経験のおかげでファッション関連の放送もできます。また、公演はライブで行われるので、ラジオにも適応しやすいです。ドラマや映画のように演技が必要な部分はもちろん、歌が必要な音楽放送まで、ミュージカルが体幹になってくれるんですね。だから、どんなことでも前向きな姿勢で挑戦しています。

 

強靭な体幹を持っている人ならではの余裕がありますね。ポジティブエネルギーの源泉もそこから出るんですか?

ポジティブエネルギーを保つ秘訣は自己客観化です。自分を客観的に見ようと努力しています。例えば、今年の夏は本当に暑かったんですよね。そんな暑い日の野外イベントにハンボク(韓国の伝統衣装)を着て参加することになったんです。職人さんが作って下さったとても綺麗なハンボクでしたが、暑くてたまらなかったんです。しかも、一緒に写真を撮りたがっていた方も多くて。一応対応はしましたが、暑くててんてこ舞いだからちょっと疲れてしまったんですね。断りもなくこっそり写真を撮る人もいて、それも気になったし。その後、家に帰って反省しました。誰一人、僕に気づいてくれないよりよほど良いことである事実を忘れていました。一緒に写真を撮って欲しいという人が一人もいなかったら、その方がむしろ恥ずかしいことだ!こう思いながら、どうせやることだから何でも気持ち良く、ありがたい気持ちでやろうと決めました。そういったものが、僕のポジティブエネルギーに現れるんじゃないかなーと思います。これがスーパースターへの旅程じゃないかな。(笑)

 

 

 

 

自己客観化からのポジティブエネルギーとは、とても素晴らしい心構えですね。「スーパースターへの旅程」と表現しましたが、キム・ホヨンさんの考える次のステップは何でしょう?

演技者のあるべき姿で本業に最善を尽くすことだと思います。今回の《キンキー・ブーツ》は、チャーリー役として参加した4回目の公演です。何回か見たことのある観客はもう気づいていると思いますが、今回のチャーリーは、ちょっと変わりました。公演の一日前に大きな悟りがあったからです。実は、練習の時は余裕でした。同じ役割を4回もやるんだから慣れて自信満々でした。しかし、奥歯に物が挟まったような感じが続きました。考えてみると、キャラクターに対する解析が間違っていました。2016年の僕と2024年の僕は異なりますね。経歴も、年も、認知度も変わりました。2024年、現在の僕は以前の僕よりもっと成長しました。なのに、以前と同じ演技をするから、今の僕にチャーリーというキャラクターを投影するのがぎこちないわけです。劇の中でチャーリーは、靴工場が続けられるように孤軍奮闘します。僕はその様子を活かすためにより熱情的に演技しました。以前より高エネルギーになった僕が、そのエネルギーを注いで孤軍奮闘を表現するから、チャーリーのキャラクターとは似合わず、エネルギーが爆発したんです。僕の自信からなる明瞭さ、発音の正確性、こういったものがチャーリーを表現するのに邪魔になっていることを公演の一日前にわかったんです。

 

公演の一日前にすごいことを悟りましたね。考えようによっては幸いなことかもしれませんね?

とても緊張したし、慣れたことを捨てるのが難しかったですが、幸いうまくやりました。キム・ホヨンのチャーリーは、何かをもっとやってはいけませんでした。何もやらない方が良かったです。努力しました。発音する時、パッチム(韓国語の終声)から力を抜きました。歌も少しぼかして歌い、孤軍奮闘の手際の良さより、たどたどしさを表現するために力を抜きました。緊張や震えがむしろチャーリーによく似合ったのです。今回の公演から 削ぎ落としの美しさについて考えるようになりました。

 

削ぎ落としの美しさについてもう少し話してください。

最近、色んなことの境界が崩れていますね。単純に囲いがなくなったんじゃなくて巨大な波が押し寄せて溢れ出し、泡ができたものもたくさん目撃します。時代に合わせて変化することは間違いありませんが、押し流されてはいけないと思いながらバランスを取っています。そしたら、自分が何を望み、これから何をするのかに対する核心を見つける必要がありました。それを見つけるためには、上塗りしたイメージの僕じゃなく、純粋な僕と向かい合うべきでした。メイクアップの時に最も大事なのが肌のトーンとキメであるように、すべてはベーシック!基礎が美しくなければならないと思うようになりました。 全部消した時にも輝く美しさ、そんな美しさが僕の考える自分らしい美しさ、ニュービューティーですね。

 

 

 

 

そしたら、キム・ホヨンさんの考えるニュービューティーは、「ありのままの自分」ですね。

キム・ホヨンという人は華やかでカラフルなように見えますが、それらを全部消した僕はそれ自体で堅固な力があります。大衆も僕のそんな姿を認めていて、それで今、このようにニュービューティーアイコンとして話をしているんですね。以前は、僕を表現するためにもっとやろうとしましたが、今は拭いても、消しても、僕のままで美しく見えることに集中しています。素顔の僕に向き合った時、恥ずかしくないように。僕のニュービューティーは、消せば消すほど、削ぎ落とせば削ぎ落とすほど、僕の美しさをもっと見つけられるし、感じられるもの、そしてそれに気づくこと!

 

キム・ホヨンさんが思っているニュービューティーアイコンは誰ですか?

すぐ思いつきました。演劇俳優のパク・チョンジャさん!80歳を超えましたが、俳優としても、また人としてもとてもすてきで美しい方です。パクさんは、「私は現在進行形で存在する。」と言いました。昔のパク・チョンジャではない、今日のパク・チョンジャとしてこの時代を生きているんですね。先日パクさんが出演するミュージカル《英雄》と演劇《ハムレット》を見ました。ちょっとだけ出ると言いましたが、決してちょっとではありませんでした。そのエネルギーがすごかったんです。パクさんは公演が終わると扮装を消して化粧もしないまま素顔で出るんです。真の美しさ、自分らしい美しさは何かを知っていますね。そんなパクさんの姿から本当のニュービューティーを感じます。

 

これからキム・ホヨンさんがニュービューティーを通じて見せたい姿は何ですか?

素顔の堅固な美しさを基に止まることなく、何でもやり遂げたいです。機会があったら、海外への進出もやってみたいです。その時になると、僕を新しく知らせるためにまた上塗りが必要かもね。(笑)但し、素顔の美しさは持ち続けたままでね!

 

 

 

 

自分らしい美しさを探している方に一言お願いします。

躊躇しないでください!やったことのないことを怖がらないでください。 年齢は意味ないです。何でも挑戦してください。そのうち、自分が誰なのかわかるようになります。チークが流行りなら、一度やってみましょうよ。爽やかな感じを期待しながらチークを塗ったが、酔っ払いに見えてしまうことももちろんあります。でも、大丈夫です。やってみたんだから、自分が爽やかな感じじゃないことを悟るようになりました。僕も続けて挑戦するし、飾り物を削ぎ落としながら自分らしい美しさを探しているんじゃないですか。 みなさんも躊躇しないで挑戦しながら自分に似合う本当の美しさを見つけ出してください。

 

 

 

「ニュービューティーアイコン」では、世の中にインスピレーションを与える人々に出会い、それぞれの人生から見つけ出した「自分らしい美しさ」について聞きます。

コンテンツ制作:カヤメディア

企画総括:アモーレパシフィックコミュニケーションチーム

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